クイーンズギャンビット最後の老人は何者？ラストシーン解説！

Netflixドラマ『クイーンズギャンビット』の強敵ボルゴフに勝利した後、モスクワの町を歩くラストシーン。ベスはどういう心情だったのか解説・考察します！

また、海外には公園や歩道脇に設置されたチェス盤があります。片手では駒を動かせないチェスや多面打ちができるチェス盤など、画像を見ながら紹介します。

さらに、〝最後の老人〟は何を伝えたかったのか、ベスの恩師であるあの方と重なるものを感じたので解説します。ぜひご覧ください！

クイーンズギャンビットのラストシーン解説！

最終話第７話で、見事ボルゴフに勝利したベス。仲間が助けるシーンや天井にチェス盤を思い浮かべるシーンは圧巻でしたね。

ボルゴフに勝ったベスは、勝利に喜ぶより自分を克服したという想いがあったのではないでしょうか。

対局後の握手のシーンのボルゴフは、自分より強い者が現れたことに嬉しさを感じた様子です。無表情なベスに対し、笑顔なボルゴフが可愛らしいですね。笑

そして、ラストシーンは、対局を終えたベスはタクシーで空港へ帰る途中に下車しモスクワの町を歩きます。

ベスの衣装は、ストーリーが進むにつれ華やかさが増しています。白のクイーンを彷彿とするコートは、ラストシーンに相応しいですね。

また、白には祝福や勝利をイメージする一方、ベスは酒や薬を断ち切り一新した、とも捉えることができます。

モスクワの町を歩くベスは、公園でチェスをする数人の老人を見かけます。大会で勝利したベスはまさに時の人、老人達は驚きます。

公園にあるチェス

話は逸れますが、ロシアだけでなくヨーロッパにも公園や道の脇にチェス盤が設置されています。チェスは日常に最も近い競技のようですね。

このように大きなチェス盤が設置された公園もあります。このチェス盤で対局すると自分自身が駒になった気分になりそうですね。

また、観客も多く集まりプレイヤーは緊張してしまうのではないでしょうか。

このように、チェス盤が一体となったテーブルが歩道の脇にも設置されています。対局してるところを通りかかったら、つい観戦したくなりますね。

ユニークなデザインな椅子ですが、座り心地が悪そうです。笑

作中でベスがベニーら三人と多面打ち（一人のプレイヤーが同時に複数人と対局すること）をしたように、このテーブルも多面打ちができそうですね。

クイーンズギャンビット最後の老人は何者？

数人の老人に温かく迎えられたベスは、そのグループで最も強そうな威厳のある老人から対局を誘われます。

クイーンを相手に物怖じせず無言でチェスを誘う老人の手振りは、ただならぬオーラを感じましたね。

〝最後の老人〟の手振りは、シャイベルと姿が重なるものでした。

シャイベルは、ベスにとって恩師であり、終盤では温かく見守っていたことがわかった父親的存在。孤児院時代以降ほぼ登場しないものの印象に残っている方は多いでしょう。

〝最後の老人〟との対局の際のベスは、何かを思い出しているような表情をしていませんか。

先述した手振りや老人という点から、シャイベルを思い出したのではないでしょうか。

つまり〝ラストシーンの最後の老人との対局〟は、シャイベルからチェスを教わった時のように初心に返り、気持ちや心構えをリセットするという意味があるではないでしょうか。

そして、次の目標に向け再出発。少し深読みしてみましたが、〝最後の老人〟にはこのようなメッセージがあると考察してみました。そしてこれはラストに相応しい終わり方ではないでしょうか。

まとめ

ボルゴフに勝ったベスは、自分を克服し酒や薬を断ち切り一新したという想いがあったのではないでしょうか。

また、ラストシーンに登場した最後の老人は、恩師のシャイベルと姿が重なるものを感じました。

以上、クイーンズギャンビット最後の老人は何者？ラストシーン解説！でした。

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